電車とかコスプレとか同人とかいろいろ。
Posted by 雨宮 雛子 - 2011.03.16,Wed
久しぶりにジュニ磐風邪短文。
書く気力出てきたからがりがりいっくよーい。
風邪ネタは鉄板ですよね…!
ベタですみませぬ!
甘甘らぶらぶを目指していたら通常運行にしかなりませんでした。
うん、まあ仕方ないね。
短いけれどよろしい方は続きからどぞ。
「連絡受けて来てみたら想像通りの有様だな…」
朦朧とする頭をのそりと動かすと戸口に人影があった。霞んでぼやける目にも鮮やかに映るオレンジ色。手には何かビニール袋を持っているようだ。ジュニアはこちらの返事も待たず靴を脱いで部屋に上がり込むと、床に散乱したゴミやら衣類などを避けるようにしてベッドに近付いてきた。
「熱はまだ高いのか?」
硬いざらりとした手が額に触れる。余り芳しい結果ではなかったのか、薄く目を閉じて小さな溜息を吐く。
「日頃の体調管理がしっかりしてないから風邪なんか引くんだ。まずは食生活を改善するところからだな…」
「あーうるせー!」
何で寝込んでまでコイツの小言を聞かなくてはいけないのだろう。思わず声を荒げたはいいが、痛む頭に自分の声ががんがんと響く。
「…何買ってきたんだよ…」
側頭部を押さえながら痛みを誤魔化す為にジュニアが手にしていたビニール袋に意識を散らした。ビニール袋は両手にひとつづつ。どちらもやけにぱんぱんで宿舎からほど近いスーパーのロゴが伸びきっていた。
「ん、コレか?」
袋をがさりと持ち上げると、ベッド横のサイドテーブルの上に次々中身を取り出し始める。
「体温計と氷とタオルと冷えピタと…お前飲みすぎだからあんまり風邪薬は体に良くないからな。食事で治した方がいいと思ってスポーツドリンクにインスタントのお粥だろ?カップスープと苺とプリンと卵酒用の卵と…どうせ日本酒はストックあるだろ?咳止めには大根と蜂蜜だよな。あと頭痛には梅干しこめかみに貼るといいんだぞ。あ、首に巻く用の長ネギと…」
「ああいい。もう何かいい」
聞いたオレが馬鹿だった。何かもううんざりしてきた。「そうか?」と言うとジュニアはずらりと並んだ品を一端ビニール袋の中に戻し、それらを片付けに再び床の隙間を縫うようにして流しへと向かった。冷蔵庫やら流し台へと物を納めていくジュニアの背中をぼんやりと眺める。酒と簡単なつまみ以外はほぼ空っぽな冷蔵庫を見て「まったく肉や野菜も食べろよな…」と誰に言うでもなく呟いている。ほんとうるせー。ほっとけっての。
「あ、お前どうせ朝から何も食ってねぇだろ?何か食べれるか?簡単なものなら作ってやるぞ」
言いながら手では買ってきた氷を砕いている。氷嚢を作るのだろう。
「いらねー」
「まだ食欲ないか?」
遠くから聞いてくるジュニアをちょいちょいと手招きする。ジュニアが手を休めてこちらに寄ってくる間にオレはのろりと体を起こす。体の節々がみしみしと痛んだ。
「おい起きて平気なのか?」と心配するジュニアの襟元をぐいと掴んでそのまま唇を合わせた。ジュニアの体が固まるのが手に取る様に分かった。
「ジュニアは心配しすぎなんだよ。風邪なんか移せば治るんだっての」
呆然とするジュニアから手を離してベッドに身を投げ出す。
「おやすみー」
にたりと笑って布団を被る。
「あ…ああ…ゆっくり寝とけ…」
予想をまったくしていなかったことに文句も言えず、ジュニアはオレに背を向けてベッドの端に腰を下ろした。顔は見えないが大体どんな顔をしてるかくらいは分かる。うん、満足。そのままそこに座ってればいい。オレが起きるまで。風邪で弱ってて柄にも無く会いてぇなとか思ってただなんてそんなことは言わない。
言ってなんかやらないけど、だけどそのまま傍にいろよ。
普通におばあちゃんの知恵袋ぐぐってたら飲酒習慣ある人にはあんまり風邪薬が良くない、って出てきてびっくりしたよ…!
そんなこといったら余計ジュニアの知恵袋が張り切ってしまう…
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プロフィール
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雨宮 雛子
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性別:
女性
自己紹介:
文字書きです。たまに絵も描きます。
電車とかコスプレとかが好きなただのヲタクです。
基本マイナー思考でマイナー嗜好。
好きなものには全力です。
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